東京シティオペラ協会

お問い合わせ

ナレーションによる解説付きのオペラ公演は、東京シティオペラ協会で。

トップページ

KEI音楽学院


KEI音楽学院・玉川上水教室

オペラの楽しみ方

オペラっておもしろい

オペラの楽しみ方

「オペラというのは、外国語でワーワー何だか判らないことを歌っていて、ちっとも面白くない」

と思っている方が多いでしょうね。

そもそもイタリアのフィレンツェで発祥した芸術ですから、外国語なのはやむを得ないのです。 ちょうど相撲取りが日本語を話し、日本の礼儀をマスターしなくてはならないように。 しかし今や、もちろん日本人の手による日本語のオペラも多数存在するわけです。

話は少し変わりますが、貴方は「歌舞伎」をご覧になったことがありますか? 古い昔の日本語で台詞を言っているので、意味を理解できないことが間々あるのです。 そのために台本を手にして鑑賞している、正に《つう》の方がいます。 オペラも同様、イタリアにおいても、台本を手にして鑑賞するイタリア人が多数いるのです。 何でもきちんと理解して楽しもうとすると、事前にそういった準備が必要なわけです。 オペラは歌舞伎に比べると、オーケストラが鳴り響いている分、さらに聞き取りにくく、又歌に高低の抑揚があるために、全ての台詞(歌詞)を聞き取る事は不可能なのです。

そこで、頭のいい日本人は考えました。 外国映画に字幕スーパーがあるように、オペラにも字幕をつけようと。 かれこれ20数年前ころからでしょうか、オペラに字幕をつけ、原語で歌うことが当たり前になってきたのは。 それ以前は必ずしもそうではなく、翻訳された歌詞で歌うことも多かったのです。 しかし、しかしですよ、字幕を使っても全ての言葉を、決められた時間の中で読み取らせることは不可能なのです。 まして、二重唱、三重唱いやそれ以上大勢がいっせいに歌うことも多いのですから、そうなるともう、字幕では何の役にも立たなくなってしまうのです。 平素エレクトーンを伴奏楽器に使用して、小ホールでオペラを公演することが多い私たち「東京シティオペラ協会」では、ホールの構造上字幕を使用できないことが多いために考えました。

「それではナレーションを入れてみては如何か」と。

初めてこの手法で上演したのが「こまばエミナース」における「アンドレア・シェニエ」でした。 実験的に行った結果は上々。「細部までストーリーが把握でき、舞台の音楽に集中でき、とても楽しめた」と大変な好評を頂いたのです。 以来、私たちは大変優れた筆力を持つ萩野昌良氏(故人)の協力の下に、この手法でオペラを上演することにしたのです。 そして二作目からは著名な声優矢島正明氏の力強い協力を得て、進めてきました。 こうした私たち独自の手法は、これまで多くのオペラファンを開拓してきたと言っても決して過言ではないと、確信しています。 こんな風にほんの少しの工夫で、なんだかわけのわからない、面白くもなんともなかったオペラを、とても面白く、ぐっと身近なものにすることが出来たのです。

サア、これからはわが「東京シティオペラ協会」の公演は欠かさずに見にいらしてください。 とてもわかりやすく、充実していて、面白いですよ。